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亜熱帯の照葉樹林を紹介
   
 
沖縄本島の地図 山原とは?
  ”山原”とは”やんばる”と読みます。沖縄本島北部地域一帯を指す俗称です。沖縄島の北部は森が広がっているため、こう呼ばれてきたようです。
  ではどこが”山原”かと聞かれると困るのですが、広義では国頭郡である金武町、宜野座村、恩納村、本部町、今帰仁村、名護市、大宜味村、東村、国頭村、伊是名村(離島)、伊平屋村(離島)を指すようです。狭義では、大宜味村、東村、国頭村、名護市あたりを指します。最近では、貴重な自然が残っている、大宜味村、東村、国頭村あたりを指すことが多いようです。
  この3村の地域は、自然環境が比較的良い状態で残っており、多くの動植物が生息しています。ヤンバルクイナ、ノグチゲラ、ヤンバルテナガコガネ、イシカワガエルなど、沖縄島に分布する動物のうち、その生息域がほぼこの3村に限られたもの(左の地図に示したラインより北東)が多数みられます。このサイトでは、このラインより北東側の部分を”山原”と定義して話をしたいと思います。

 
人口
面積
国頭村
5,582人
194.8Km2
大宜味村
3,308人
63.12km2
東村
1,865人
81.79km2
3村の合計
計10,755人
339.71km2
沖縄県全体
1362,040人
2,274.32km2
県全体に対する割合
約0.8%
約15%
日本全体
約127,700,000人
377,899.20km2
日本全体に対する割合
約0.08%
約0.09%

 


山原の概要
  国頭村の人口は5,582人、大宜味村が3,308人、東村が1,865人です。沖縄県の人口が136,040人ですから、沖縄県民の約0.8%が山原で生活していることになります。
  3村合計の面積は、339.71km2で、これは県土の約15%にあたります。日本全体からみると約0.09%にすぎません。この面積で多くの固有種を育んでいるわけです。
  産業別の就業人口では、第一次産業が3割を越えています。その他、第三次産業である建設業への就業が多いようです。

沖縄県人口:沖縄県統計課(H17.03)
日本人口:総務省統計局(H16.10)
面積:国土地理院(H16.10)
山原の地勢沖縄本島北部の地図
  琉球列島の島々は、高島と低島にわけることができます。山がある高い島が高島で、台地状の低い島が低島です。島の成因が異なり、高島は陸島(*1)です。低島は隆起サンゴ礁(*2)からなっています。沖縄島はその混合型の島です。島の中南部は低島で、山原である島の北部は高島となっています(下の写真を参照)。
  沖縄島は、日本最大の島です。北東から南西方向に100km程の細長い形をしており、その幅は最大でも20km弱です。幅が4kmほどしかない部分もあります。
島の中南部は低平な地形をしており、200m以下の低い丘陵からなります。それに比べ山原は、沖縄島の最高峰である与那覇岳(海抜498m)を筆頭に、西銘岳(420m)、照首山(395m)、伊湯岳(449m)などの山が連なり、海抜400m前後の山地が島の脊梁を形成し、それを丘陵が取り囲んでいます(下の写真を参照)。

用語解説
*1 陸島:大陸の一部が断層・海食などにより大陸から分離され、または大陸付近の水底が隆起して生じた島
*2 隆起サンゴ礁:珊瑚礁が生成後、地盤と共に隆起したもの
海から台地がせり上がったヤンバル
写真:山原の眺望
国頭村宜名真から、沖縄本島
の南方を望んだところです。
丘陵が海岸まで迫っています
山がちなヤンバルの景観
写真:山原の森
辺野喜から伊部岳を望んだところ。海抜400m前後の山地が連なっています。
低平な沖縄本島南部の景観
写真:沖縄本島南部の眺望
玉城村から那覇方面を望んだところです。中南部の景観は、このように低平です。ほとんどが市街地や耕作地などとして利用されています。所々、わずかに木々が生えているだけです。沖縄本島に、県の人口の約9割が(約120万人が在住)集中していますが、その多くは中南部に住んでいます。
   
   
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