カンラン

ラン科

Cymbidium kanran

沖縄県レッドデータブック:絶滅危惧ⅠA類
環境省レッドデータブック:絶滅危惧ⅠB類

使用機材
ボディ:Nikon D3
レンズ:Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G IF-ED
その他:ストロボ使用

カンラン Cymbidium kanran

カンランは、本州以南に分布しています。沖縄県内ではやんばるにのみ生育しているようです。花を含めた高さは40cm程度、葉の長さも40cm程度でした。花は黄緑色に赤褐色のラインや斑紋がありました。
園芸の世界で大変人気があるランで、乱獲により野生の株に出会う機会はほとんどないようです。やんばるでも、ぽつぽつと見られる程度のようです。2012年2月に小さな株を見つけました。そして2014年10月に初めて開花を確認しました。生育していたのはイタジイが優先する自然性が高い森林内でした。やや陰湿な斜面下部に数株が生育していました。
写真は、10月にやんばるの森で撮影したものです。