カラスヤンマ(トンボ目ミナミヤンマ科) Chlorogomphus brunneus brunneus 英名 (English name) Not applicable

・レッドデータブックなどによる指定なし

カラスヤンマは腹長6cmほどある大型のトンボです。沖縄島にのみ分布しています。四国やの一部から奄美大島に分布するミナミヤンマ(Chlorogomphus brunneus costalis )や、渡嘉敷島や阿嘉島に分布するアサトカラスヤンマ(Chlorogomphus brunneus keramensis )は亜種になります。またカラスヤンマの分布するやんばるには別種のオキナワミナミヤンマ(Chlorogomphus okinawensis )も分布しています。
雌の羽は黒くなっています。この羽の色がカラスという名前の由来となっているようです。沖縄島では島の中部以北に分布しています。山地の渓流域が主な生息場所で、幼虫は渓流の流れが緩やかな場所で砂礫に潜っているようです。林道上など開けた場所を数個体が群れとなって飛翔している事ががあります。