ハナサキガエルは、体長5~7cm程度、手足が長くジャンプ力の強いカエルです。昼間渓流沿いを歩くと、このカエルが驚いてジャンプし、足にぶつかってきたりします。 沖縄島北部地域にのみ分布します。現況では、沖縄本島の大宜味村、東村、国頭村の3村に、分布がほぼ限られているようです。本部半島での生息状況は不明です。本部半島は石灰岩地なので、もし個体群が残っていても、生息箇所はかなり限定されると思います。
山地森林の渓流域に生息します。比較的自然性の高い常緑広葉樹林を好むようです。繁殖期は1月頃です。毎年決まった滝壺や淵に一斉に数日の期間だけ集まり、集団で産卵します。何を合図にカエル達が集まるのか、まだよくわかっていません。不思議な事に、ヒメハブがハナサキガエルの繁殖開始前に集まってきたりします。産卵場には足の踏み場のないほどのカエルが集まり、大変な騒ぎです。雄は水中や水辺で雌を待ちかまえ、雌がやってくると抱接します(抱接:カエルは体外受精のため、雄が雌の上に乗っかる形でしがみつき、ペアになって産卵します)。1匹の雌に何匹もの雄が抱きつき、雌が死んでしまうことがあります。 卵は白く、塊で水中の岩だなの下に産み付けられます。房のような卵塊を、たくさんのペアがまとめて産み付けます。卵塊が手中でユラユラして見える様は、とてもきれいです。
写真は、雄(上)と雌(下)の抱接ペアです。
ハナサキガエルの生活史は
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